総合4番手で競技9日目に臨んだ“ミスター・ダカール”ことステファン・ペテランセル(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)はスタートから26km付近でコドライバーのデビッド・カステラが背中の痛みを訴えて走行を中止することに。

 カステラは砂丘越えの着地で負傷したとみられ、検査のために病院へ運ばれることとなり、ペテランセルはこの10年で初となる大会リタイアを余儀なくされた。

 自身はケガをしておらず、マシンをサービスパークに持ち帰ったペテランセルは「砂丘を越えたとき、マシンのフロントから激しく着地した」と状況を説明する。

「デビッドにとっては、あっという間の出来事だっただろう。彼はちょうど(ステージの道のりが書かれている)ロードブックを見ていて、着地の衝撃へ備えができていなかったんだ」

 検査の結果、カステラは骨折などはしておらず、打撲していたことが分かったという。

 四輪市販車部門を争うトヨタ車体のチーム・ランドクルーザー・トヨタオートボデーはクリスチャン・ラビエル/ジャン・ピエール-ギャルサン組350号車が総合26番手/クラス首位、三浦昂/ローラン・リシトロイシター組349号車が総合36番手/クラス2番手につけ、部門連覇に王手をかけた。

 トラック部門を戦う日野チーム・スガワラは菅原照仁/羽村勝美組510号車がステージ10位。部門総合9番手となっている。

 二輪部門はマイケル・メッジ(シェルコTVS 450RTM)がステージトップタイムを記録。部門総合ではトビー・プライス(KTM450)が首位を守り、1分2秒差の2番手にパブロ・キンタニア(ハスクバーナFR450ラリー)、6分35秒差の3番手にマティアス・ウォークナー(KTM450)が続いている。

 2019年のダカールラリー最終日となる現地17日はピスコからペルーの首都、リマへ向かう構成。走行距離は359km、ステージ距離は112kmで争われる。

クリスチャン・ラビエル/ジャン・ピエール-ギャルサン組350号車
クリスチャン・ラビエル/ジャン・ピエール-ギャルサン組350号車
三浦昂/ローラン・リシトロイシター組349号車
三浦昂/ローラン・リシトロイシター組349号車
二輪部門の総合首位を走るトビー・プライス(KTM450)
二輪部門の総合首位を走るトビー・プライス(KTM450)

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