世界ラリー選手権(WRC)にシトロエンから参戦しているクリス・ミークは、セバスチャン・オジエのシリーズ連覇を阻止するためには“馬鹿げたミス”を減らす必要があると語った。
来季のマシン開発に注力するべく、シトロエンは今季のフルワークス活動を停止。セミワークス体制でWRC数戦にスポット参戦をしている。
ミークは限られた参戦数ながら今季2勝を挙げているが、ミスも多く、先週末のWRC第11戦スペインでは競技初日にマシンが横転するクラッシュ。マシンに大きなダメージはなかったものの、15秒ものタイムを失った。
また、ミークはその翌日にもステージ走行中にスピン。ここでもタイムをロスしている。
ミークは「こういった馬鹿げたミスをしないようにしなくてはいけない」と語る。
「2017年シーズンに僕がやるべきことは明確だ。その目標を達成するにはスペインで起こしたようなミスをしないことが重要になる」
「リザルトをみれば、スペインでの結果(総合5位フィニッシュ)が悪くないことは分かるだろう。昨年と同じ順位だが、あの時は苦しみながら獲得した順位だ」
「今年はマシンを横転させたし、パンクやスピンもあった。それでも総合5位に入ることができたんだ。少なくとも競争力は充分だったはずだ」
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