FIA代表のジャン・トッドは世界ラリー選手権(WRC)の観客に安全指導を徹底するべきだと語った。
1月19~22日に行われたWRC第1戦モンテカルロでは、オープニングステージでヘイデン・パッドン操るヒュンダイi20クーペWRCが横転。このクラッシュに巻き込まれたスペイン人の観客が亡くなる事故が起きている。
「悲劇的な1件だ。そして回避可能な事故だったと思っている」とトッド。
「我々はルールに従って行動するべきだと考えている。また、ルールが明示されていない場合も、互いを尊重していくべきだ」
「モータースポーツは、誰もが同じ考え方を共有して動かなければ危険なものになってしまう」
「事故で亡くなった方の遺族に心からお悔やみを申し上げる。また、ラリーに関わっている人々にも同情している」
「今後、WRCという最高峰のショーを見たいと望む人々には、この悲劇的事故から学んで欲しいと願っている」
「彼らには(安全対策の)教育が必要だと思っているし、それに従ってもらわねばならない。最悪の事態を避けるためにも、(安全指導を)受けて貰いたい」
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています