英AUTOSPORTが、2017年のWEC世界耐久選手権に参戦するポルシェの新型919ハイブリッドのスパイショットを掲載している。
ポルシェは4月1~2日に控えたWEC公式テスト“プロローグ”に向けて、車両開発を進めている。今回リークされた写真はポールリカールでテストを行った際のものだという。
今年、LMP1クラスには大幅な空力レギュレーションの変更が加わっている。新型919ハイブリッドもそれに従い、フロントスプリッターの位置が高くなっていることが分かる。
また、これにあわせてノーズ部分のデザインも手が加えられたようだ。
ホイールアーチも、2016年仕様のものから比べて、より丸みを帯びたほか、車体内側へボリュームが増し、フロントフェンダー全体の幅が広がっている。
この写真の919ハイブリッドがハイダウンフォース仕様とローダウンフォース仕様、どちらのエアロパッケージを装着しているのかは不明だが、リヤウイングの形状からハイダウンフォース仕様と推察されている。
なお、ポルシェは4月16日に決勝が行われるWEC第1戦シルバーストンに、どちらのエアロパッケージを投入するか発表していない。
ポルシェは今週末のWECプロローグ開幕直前の31日に、イタリア・モンツァで正式にマシンをお披露目する予定だ。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています