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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.07.25 18:28
更新日: 2017.07.25 20:06

IMSA:レクサス、約30周にわたりトップ快走も不運に泣く。「まさか首位を走れるとは」

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ル・マン/WEC | IMSA:レクサス、約30周にわたりトップ快走も不運に泣く。「まさか首位を走れるとは」

 IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)は7月22日、第8戦がコネチカット州のライムロックパークで行われ、レクサスRC F GT3で参戦する3GTレーシングは14号車レクサスが12位で完走を果たし、僚友15号車はトップ10フィニッシュとなる7位でフィニッシュした。
 
 2017年シーズンよりWSCCのGTDクラスに2台のレクサスRC F GT3を投入している3GTレーシング。第8戦となる今大会へは14号車レクサスにセージ・カラムとスコット・プルエット、15号車レクサスはジャック・ホークスワースとロバート・アロンというレギュラーメンバーで臨んだ。
 
 第8戦はサーキット全長が約2.4kmと短いこともありプロトタイプカーは出場せず。LM-GTEマシンを中心に争われるGTLMクラスと、FIA-GT3マシンを使用するGTDクラスの2クラス、計25台でレースが行われている。
 
 前日に行われた予選では、ホークスワースが駆る15号車レクサスがクラス4番手、セカンドロウを獲得。14号車レクサスは、ライムロックパークをホームコースのひとつとするカラムのドライブで11番手となったが、予選後グリッド降格を受ける車両が居たため15号車が3番手、14号車は10番手からのスタートとなった。

14号車レクサスRC F GT3はパンクに見舞われ12位でチェッカー
14号車レクサスRC F GT3はパンクに見舞われ12位でチェッカー

 
 迎えた決勝、15号車レクサスと14号車レクサスはレース序盤から2台揃って快走をみせ、50周目には15号車レクサスが3番手、14号車レクサスが4番手につける。 

 しかし、14号車レクサスは1回目のピットアウト直後にタイヤトラブルが発生し、再度ピットインすることに。このイレギュラーのピット作業によって14号車レクサスはクラス最後尾へと後退。さらに周回遅れとなってしまった。
 
 一方、15号車レクサスは1回目のピット作業後、2番手でコースに復帰するとクラストップの車両をオーバーテイクして首位に浮上。その後、29周にわたってクラス首位を走行した。
 
 しかし、レース終盤15号車レクサスにも不運が訪れる。空力パーツの破損の影響からハンドリングが不調となったことでペースダウン。
 
 ホークスワースから替わったアロンも状況を打破することはできず、最終的にコース復帰時のクラス5番手からクラス7番手まで順位を落としてチェッカー。タイヤトラブルでクラス最後尾となっていた14号車レクサスは順位をふたつ上げてクラス12位で完走している。


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