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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.09.05 18:45
更新日: 2018.01.01 17:01

WEC:「ミスをしたけど勝てて幸せ」。ブルーノ・セナがレベリオンにLMP2初勝利をもたらす

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ル・マン/WEC | WEC:「ミスをしたけど勝てて幸せ」。ブルーノ・セナがレベリオンにLMP2初勝利をもたらす

 2009年から参戦し続けたLMP1クラスを離れ、2017年シーズンはLMP2チームとしてWEC世界耐久選手権に参戦しているヴァイヨン・レベリオンは9月3日、メキシコで行われた第5戦で今季初優勝を飾った。
 
 13号車オレカ07・ギブソン(マティアス・ベッシェ/デビッド・ハイネマイヤー-ハンソン/ネルソン・ピケJr.)と31号車オレカ07・ギブソン(ジュリアン・キャナル/ブルーノ・セナ/ニコラス・プロスト)の2台体制でLMP2クラスに参戦中のヴァイヨン・レベリオン。

 今レースではフォーミュラE第9戦/第10戦ニューヨークePrixとのバッティングの影響で第4戦ニュルブルクリンクを欠場したセナ、プロスト、ピケJr.のレギュラードライバー3名がチームに復帰。ベストメンバーでフライアウェイラウンドの初戦に挑んだ。

 セナがスタートを担当した31号車オレカはクラス4番手グリッドからスタートすると、オープニングラップで2台を交わしクラス2番手に浮上。2周目にはニコラス・ラピエールの駆るシグナテック・アルピーヌ・マットムート、36号車アルピーヌA470・ギブソンを攻略して以後は後続車に大きなギャップを築いていく。

 31号車オレカはレース折り返しとなる3時間を過ぎても首位をキープしていくが、スタートから4時間半を迎える直前、ベンジャミン・ハンリーの駆るCEFCマノーTRSレーシングの24号車オレカ07・ギブソンに突如首位を奪われる。
 
 逆転を許したセナはハンリーに食らいついていくものの勝負を仕掛けるまでには至らない状況が続く。さらに、チェッカーまで残り55分となったレース終盤にはスタジアムセクションの入口でスピンを喫し、ギャップを拡げられてしまった。

 スタートから5時間15分、クラス首位の24号車オレカが最後のピットイン。給油とタイヤ交換を行なってコースに戻っていく。一方、追う側の31号車オレカは給油のみでピットアウト。このピット作業時間の差によって再度順位が入れ替わり31号車オレカがレース残り35分でクラス首位に立つ。

 セナはそのままトップでチェッカーを受け、チームにLMP2移行後初優勝をもたらすとともに自身はメキシコラウンド2連覇を飾った。なお、僚友の13号車オレカはクラス5位完走となっている。

予選4番手から優勝した31号車オレカ07・ギブソン
予選4番手から優勝した31号車オレカ07・ギブソン


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