レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.01.07 12:22
更新日: 2020.01.07 12:47

「森林火災の影響ない」バサースト12時間オーガナイザーが声明。予定どおり開催へ

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ル・マン/WEC | 「森林火災の影響ない」バサースト12時間オーガナイザーが声明。予定どおり開催へ

 リキモリ・バサースト12時間のオーガナイザーは1月6日、オーストラリア南東部を中心に大規模な被害をもたらしている森林火災の影響は、現時点で確認されていないとした声明を発表した。

 バサースト12時間はオーストラリア、ニューサウスウェールズ州のマウント・パノラマ・サーキットを舞台に争われるスポーツカーレース。2016年からIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジに組み込まれ、2020年も引き続き同シリーズのオープニングラウンドとして開催される予定だ。

 そんなバサースト12時間の主催団体は6日、2019年9月頃からオーストラリア南東部を中心に広がった大規模火災が同イベントに影響を与えないことを確認したとして、計画どおり1月30日~2月2日に豪州を代表する耐久イベントを開催する旨をアナウンスした。

 声明によれば2020年1月時点で、シドニーからバサースト地域へのアクセス経路に当局の規制はないという。また、オーガナイザーはこの未曾有の事態を毎日監視しており今後も状況を把握するため、ニューサウスウェールズ州の地方消防局や同州政府、バサースト地方議会と協力していく。

 万が一、変更を要する事態が生じた場合には、主要な利害関係者および競技者、チケット所有者、ファンに向けて迅速に情報を伝えるという。

 さらに、バサースト12時間のオーガナイザーは11月と12月、1月上旬の山火事で被害を受けた人々に深い哀悼の意を表するため、より広域のコミニュティグループに参加していることをアナウンス。あわせて、森林火災の影響を受けた人々を支援する方法について遠く海外から、かなりの数の問い合わせがあったことを明らかにした。

 これを受けて、リキモリ・バサースト12時間は慈善パートナーや主要な利害関係者と密接に連携し、義捐金を集める活動を実施する。この募金活動の詳細は近日中に発表される予定だ。

バサースト12時間は1991年に初開催。途中中断もあり、2020年で19回目の開催となる。
バサースト12時間は1991年に初開催。途中中断もあり、2020年で19回目の開催となる。


関連のニュース