レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2023.03.09 20:00
更新日: 2023.08.05 22:14

根本悠生、2023年GTワールドチャレンジ・ヨーロッパへ参戦「より一層ハングリーに」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ル・マン/WEC | 根本悠生、2023年GTワールドチャレンジ・ヨーロッパへ参戦「より一層ハングリーに」

 ランボルギーニ・スクアドラ・コルセ及びビンチェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)は3月9日、3台のランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2をファナテックGTワールドチャレンジ・ヨーロッパのスプリントカップへ投入することを発表。うち2台はシルバークラスへの参戦となり、ドライバーのひとりとして根本悠生を起用すると発表した。

 2022年イタリアGT選手権エンデュランスシリーズのタイトルを獲得し、2022年末にはランボルギーニのヤング・プロフェッショナル・ドライバーに選出された根本は、ロルフ・イナイヘンとのコンビを組むことが明らかにされた。もう1台のシルバークラス参戦車は、同じくイタリアGT選手権エンデュランスシリーズのプロアマクラスにてタイトルを獲得したバプティスト・ムーランがマーカス・パヴェルドと再びコンビを組むことになった。

 そして、VSRとして初となるプロクラスへのエントリーでは、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセのファクトリードライバーであるジョーダン・ペッパーとフランク・ペレラがステアリングを握り、60周年を迎えたランボルギーニにちなみカーナンバー60を付け、総合優勝を目指すとしている。

「まず初めに、今シーズンも引き続きランボルギーニを代表する名門チームであるVSRで戦えること、そしてこの素晴らしい環境を用意してくれているビンチェンツォ監督とスクアドラ・コルセのジョルジオ・サンナをはじめとするランボルギーニ・ファミリーに感謝致します」と根本はコメントを発表。

「ファナテックGTワールドチャレンジ・ヨーロッパは名実ともに世界最高峰のGT選手権であり、そんな選手権へ昨年に引き続き参戦できることをとても嬉しく思います。今シーズンはスプリントカップへランボルギーニのエースチームとしての参戦となり、2名のファクトリードライバーもチームに合流します。これまでは育成にフォーカスされたチームでしたが、ここからは文字通り結果を求められる環境になるので、より一層ハングリーに戦い、タイトル獲得を目指します」

 そして、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセのジョルジオ・サンナは「ランボルギーニ・スクアドラ・コルセとして、これまで多くの優秀なGT3ジュニアドライバーの成長に貢献してきた名門チームであるVSRとともに、ファナテックGTワールドチャレンジヨーロッパのスプリントカップに再び参戦できることを非常にうれしく思う」とコメント。

「2023年の創立60周年を記念してゼッケン60を付けて走るフランクとジョーダンとともに、チームをサポートしタイトル獲得を目指す」

 また、VSRの監督を務めるビンチェンツォ・ソスピリは「ジョルジオ・サンナとランボルギーニ・スクアドラ・コルセのファミリーに、我々が次のステップに進むことを後押ししてくれたことに対し、心から感謝したい」と語った。

「今年はジョーダン、フランク、そしてロルフの3人が我々の仲間となり、また長年チームの一員として戦ってきた悠生、バプティスト、マーカスの3名と改めて戦えることをとてもうれしく思う。ファナテックGTワールドチャレンジ・ヨーロッパは世界的に見ても、もっとも競争の激しいGTシリーズのひとつです。ランボルギーニ・スクアドラ・コルセのサポートのもと、我々のマシンがグリッドに並ぶことをとても誇りに思う」

 ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパのスプリントカップ第1戦は5月14〜15日にイギリスのブランズハッチで開催される。

2023年ファナテックGTワールドチャレンジ・ヨーロッパのスプリントカップに参戦するVSRのランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2
2023年ファナテックGTワールドチャレンジ・ヨーロッパのスプリントカップに参戦するVSRのランボルギーニ・ウラカンGT3エボ2


関連のニュース