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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.02.23 12:52
更新日: 2018.04.02 17:21

WEC:KERS搭載でLMP1-H参戦可能!? 英国ペリンがカスタマー向けマシンを発表

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ル・マン/WEC | WEC:KERS搭載でLMP1-H参戦可能!? 英国ペリンがカスタマー向けマシンを発表

 イギリスを拠点にしながらも、活動実態をWEB上のオープンソース・ネットワークに置き、設計開発者集団として技術ソリューションを提供するPERRINN(ペリン)が、2018年に向けハイブリッドシステム搭載に対応したカスタマーLMP1車両を発表した。

■WEC参戦の新たな選択肢となるか

 これまでにも、技術規定の大きな変革を迎える2017年向けF1マシンなど、さまざまなカスタマー車両のデモンストレーションとエンジニアリングを行ってきたペリンが、WEC世界耐久選手権向けに新たなマシンを開発した。

同社は2017年規定に対応したF1のカスタマーシャシーも設計している
同社は2017年規定に対応したF1のカスタマーシャシーも設計している

 ペリンは過去にもプロトタイプ・カテゴリーの車両設計を幾度かアナウンスしてきたが、今回のマシンは2013年に発表されたマシンの最終発展形となる。

2013年に初めてLMP1車両の設計をアナウンスしたペリンが最終型となるLMP1-H対応マシンを発表
2013年に初めてLMP1車両の設計をアナウンスしたペリンが最終型となるLMP1-H対応マシンを発表

 組織の代表であり、プロジェクトを統括するニコラス・ペリンは、クラウドファンディングを活用して製作資金をまかない、マシン開発の資本と技術をウェブオープンソースの協力者たちから集約。このLMP1マシンを18年シーズンに希望するチームへ供給できる体制が整ったと話す。

「我々はまだスタートアップ企業ではあるものの、比較的小さな投資でWECやその他のシリーズに参戦する希望を叶える、魅力的な方法を提供できると考えている」とペリン。

「このオープンソースの設計コンセプトは、参加するすべての人々にとって利益を上げられる理想的なモデルなんだ」

■「WECに心から関心を寄せる人々に新たな選択肢を」


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