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投稿日: 2016.09.10 17:30
更新日: 2016.09.10 20:52

SF岡山レース1:来季F1を自ら祝福。バンドーン、5戦目でスーパーフォーミュラ初優勝

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スーパーフォーミュラ | SF岡山レース1:来季F1を自ら祝福。バンドーン、5戦目でスーパーフォーミュラ初優勝

 全日本スーパーフォーミュラ選手権の第5戦が岡山国際サーキットで開催され、レース1でストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がスーパーフォーミュラ初優勝を飾った。

第5戦レース1のSF初優勝でバンドーンのランキングは5位に
第5戦レース1のSF初優勝でバンドーンのランキングは5位に

 1大会2レースという特別フォーマットの今大会、これまで同様に1時間の練習走行の後、わずか1時間のインターバルを挟んでRace 1の公式予選が行われた。序盤のチェック走行を終え、各車がアタックに入り始めたタイミングで小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)がダブルヘアピン手前でスピン。これで赤旗中断となり、予選は仕切り直しとなる。

 残り時間約13分で再開後は、セッション最後の路面の一番良いタイミングと、クリアラップを狙うために前の車両と距離を開けるトラフィックがダブルヘアピン近辺で発生し、コース上は混乱。クリアラップを取れなかったドライバーがかなり多く発生することになってしまった。

 そんな中、フリー走行では6番手タイムにとどまっていた中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が再開後のアタックでトップタイムをマーク。一貴の後でコントロールラインを通過するドライバーは、それぞれ自己ベストタイムは更新するも一貴のタイムには届かず、今シーズン初のポールポジション確定となった。

 2番手にはチェッカーラップまでプッシュした国本雄資(P.MU/CERUMO·INGING)が今季ベストグリッド獲得。バンドーンと野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)のダンデライアンの2人が2列目に並んだ。この岡山を得意としている石浦宏明(P.MU/CERUMO·INGING)は、前の車両のトラフィックの影響と、アタック中に前方の車両がコースをはみ出した際に巻かれた砂で滑ってしまい、8番手に終わっている。

 昼過ぎまでは強い日差しが降り注いで焼けるような暑さも感じられたが、決勝レース時には空も薄曇りとなり、いくらか日差しの強さも和らいだ。それでも気温32℃、路面温度42℃と高い中、ダミーグリッドからフォーメーションラップへと各車がマシンを動かす中、ポールポジションの一貴がスターティンググリッドを間違えるハプニング。


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