PPのグリッドのひとつ先、スタートラインを越えて止まってしまう。また、その後、一貴がさらに走行を始めてしまったことで、全車が一度コントロールラインを通過し、再度グリッドについたところでスタートディレイとなった。

 一貴は最後尾グリッドに降格、周回数は2周減算となり、28周で改めて午後3時54分にレースがスタート。仕切り直しでトップグリッドを得たのは国本だったが、これを抜群のスタートでかわしたのがバンドーンだった。

中嶋一貴の降格で空いたPPグリッド。3番手バンドーンが抜群のクラッチミートでトップを奪取。
中嶋一貴の降格で空いたPPグリッド。3番手バンドーンが抜群のクラッチミートでトップを奪取。

 シグナルが消灯後すぐ、鮮やかに国本を抜いてみせると、オープニングラップで1.3秒のギャップを作ってレースをリード。2周目には唯一1分17秒台をたたき出し、その後も1分17秒台の速いペースを連発。ぐいぐいとギャップを広げていった。2番手につける国本も、4周目には17秒台に入ってバンドーンを追いかける。

 3番手には、予選6位からスタートでポジションを上げたナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)。カーティケヤンにかわされた野尻は4番手にとどまり、その後ろではこちらもスタートでポジションを上げた中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)と、大祐にかわされていた塚越広大(REAL RACING)が激しいバトルを展開していた。

 大祐対塚越の戦いは4周目のバックストレートエンドで決着。オーバーテイクシステムを使って塚越がアウト側から大祐をかわし、5番手に順位を取り戻した。

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