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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.11.19 18:32

井上恵一「スーパーGTに混ざり、どこまでパフォーマンスを出せるか」/Sprint Cupチーム紹介Vol.1

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スーパーGT | 井上恵一「スーパーGTに混ざり、どこまでパフォーマンスを出せるか」/Sprint Cupチーム紹介Vol.1

 11月22~24日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGT GT300クラス車両によるレース『auto sport web Sprint Cup』。このレースをより堪能できるよう、レースを戦う12チームを全3回に分けてご紹介しよう。

 富士で開催されるスーパーGTとDTMドイツ・ツーリングカー選手権による競演、『AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPER GT x DTM 特別交流戦』。このGT500マシンとDTMマシンによる夢のバトルと同時に開催されるのが、GT300クラスを中心としたマシンで争われるスプリントレースだ。

 11月11日に発表されたエントリーリストでは、2019年のGT300を戦ったチーム/マシンが7台、ピレリスーパー耐久や鈴鹿10時間を戦ったチーム/マシンが5台の合計12台が名を連ねている。

 ここでautosport webスプリントカップにエントリーした12台をおさらいしておけば、23日(土)に行われる予選と、両日開催される50分間のスプリントレースをより楽しめること間違いなしだ。

 連載1回目はNILZZ Racing、Hanashima Racing、つちやエンジニアリング、aprの4チームをご紹介。

■【No.9】MP Racing GT-R(JOE SHINDO/井上恵一)/NILZZ Racing

2019年のピレリスーパー耐久を戦ったMP Racing GT-R
2019年のピレリスーパー耐久を戦ったMP Racing GT-R

 スーパー耐久には2019年シーズンからの出場だったにもかかわらず、古参チームやアジアの強豪チームを相手に、ST-Xクラスランキング3位を獲得したMP Racing。

 第5戦もてぎでは終盤までトップを走行しながら、ラスト7分間の接触で涙を飲んだものの、第3戦富士24時間の2位を最上位に、シーズンを通じて極めて堅実なレース運びを見せてきた。

 ちなみにMPとは“マジック・プロジェクト”を意味し、「おじさんでも、歳取ってからでもレースを始められるよというのを、オーナー自身が具現化して、そういう仲間がいれば一緒にやりましょうというチームです。そのなかにプロドライバーも入れて、サポートしつつ活動しています」とはチーム監督でもある井上恵一。

 参戦理由について、井上は「我々も参戦資格が得られることになり、ヨコハマのGTタイヤも履けるということで、パフォーマンスチェックをしようと思いました。本当はオーナーのJOE SHINDOさんと、レギュラーの柴田(優作)か影山(正美)がパートナーで行く予定でした」という。

「しかし、柴田はアジアン・ル・マン出場が決まり、影山は別の仕事が重なっていたため、それで一緒に僕が出ることになりました」

「他チームの邪魔にならないようにと、1年間スーパー耐久を戦ってきましたが、スーパーGTのみなさんに混ぜてもらって、どこまでパフォーマンスを出せるか、チェックしたいです」

 エントラントはNILZZ Racingとなっており、48号車(植毛GO&FUN GT-R)と合わせた2カー体制で挑むこととなる。


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