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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.11.20 16:00
更新日: 2019.11.20 14:01

埼玉トヨペットGBの吉田広樹「どうなるのか、ちょっと予想できない」/Sprint Cupチーム紹介Vol.2

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スーパーGT | 埼玉トヨペットGBの吉田広樹「どうなるのか、ちょっと予想できない」/Sprint Cupチーム紹介Vol.2

 11月22~24日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGT GT300クラス車両によるレース『auto sport web Sprint Cup』。このレースをより堪能できるよう、レースを戦う12チームを全3回に分けてご紹介しよう。

 富士で開催されるスーパーGTとDTMドイツ・ツーリングカー選手権による競演、『AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPER GT x DTM 特別交流戦』。このGT500マシンとDTMマシンによる夢のバトルと同時に開催されるのが、GT300クラスを中心としたマシンで争われるスプリントレースだ。

 11月11日に発表されたエントリーリストでは、2019年のGT300を戦ったチーム/マシンが7台、ピレリスーパー耐久や鈴鹿10時間を戦ったチーム/マシンが5台の合計12台が名を連ねている。

 ここでautosport webスプリントカップにエントリーした12台をおさらいしておけば、23日(土)に行われる予選と、両日開催される50分間のスプリントレースをより楽しめること間違いなしだ。

 連載2回目はaprの31号車、BINGO RACING、NILZZ Racingの48号車、埼玉トヨペット Green Braveをご紹介しよう。

■【No.31】TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT(嵯峨宏紀/中山友貴)/apr

31号車TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT
31号車TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT

 レッドをベースカラーとし、aprのエースナンバーである31を背負うTOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT。

 これまで31号車は長年に渡ってGT300の主役の一台と言える存在で、ほぼ毎年のようにチャンピオン争いに絡んでいたが、今季はFRへのレイアウト変更もあってか、嵯峨宏紀と中山友貴という屈指のドライバーコンビをもってしても、なかなか上位に進出することができなかった。

 市販のプリウスPHVにも通じるハイブリッドユニットなど、開発の難しさを痛感する1年だったが、その締めくくりとなるauto sport web Sprint Cupで1年間のうっぷんを晴らしたいところだろう。

 ステアリングを握る嵯峨は「最終戦もてぎと同じリストリクター仕様(30.56mm×2)ならば、その状態で走る初めての富士になる。走れる機会があるのなら少しでも走って、来年につなげないといけない」と語った。

■【No.37】BH AUCTION CORVETTE GT3(武井真司/笹原右京)/BINGO RACING

鈴鹿10時間を戦ったBINGO RACINGのキャラウェイ・コルベットC7 GT3/R
鈴鹿10時間を戦ったBINGO RACINGのキャラウェイ・コルベットC7 GT3/R

 多くの巨大自動車メーカーが作り上げるのが基本のGT3カーのなかにあって、非常に珍しい存在と言えるのが、ドイツのキャラウェイ・コンペティションが作り上げたコルベットC7 GT3/Rだ。日本では非常に希少性が高いマシンと言える。

 そんなキャラウェイ・コルベットC7 GT3/Rを8月の鈴鹿10時間に導入したのがBIBGO RACING。オーナーであり、ドライバーでもある武井真司はジェントルマンドライバーとしてトップクラスの成績を収めている。

 そして今回のauto sport web Sprint Cupでは、ジュニアフォーミュラで大活躍してきた笹原右京が乗り込む。笹原は11月に初めてGT3カーに乗ったばかりだが、その際も素晴らしいスピードをみせている。


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