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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.01.10 20:34
更新日: 2020.01.11 09:55

「年下と組むのは初めて」注目の山本&牧野GT500コンビ。ホンダ陣営が新趣向のファンミーティングに登壇

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スーパーGT | 「年下と組むのは初めて」注目の山本&牧野GT500コンビ。ホンダ陣営が新趣向のファンミーティングに登壇

 2020年シーズンのスーパーGT500クラス、そしてスーパーフォーミュラなどの参戦体制を発表したホンダは、1月10日に東京オートサロンにて『2020 SUPER FORMULA/SUPER GTキックオフミーティング』と題し、ファンへのお披露目を主体としたイベントを行った。スーパーフォーミュラ、GT500クラスのドライバーと監督が出席し、2020年シーズンに向けて意気込みを語ったなかで、チーム監督も登壇したGT500クラスのコメントをお届けする。

 すでに報じられている通り、2020年よりホンダは新しいクラス1規定に準拠したFR化したホンダNSX-GTを5台投入する。2020年シーズンは全5チーム中、4チームがドライバーラインアップを変更し、ルーキーを3名起用することになった。

 まずは8号車のARTA。このチームには、2019年にGT300クラスでタイトルを獲得した福住仁嶺が加わった。福住はGT500クラス参戦について「非常にプレッシャーが大きいです」と語ったものの、今年はいっそう自分にプレッシャーをかけてやっていきたいという。

「2019年はGT300クラスでチャンピオンを獲らせていただき、2020年はGT500クラスでまた(鈴木)亜久里さんのもとで走らせてもらうことになったので、亜久里さんに怒られないように、でも自分にもっとプレッシャーをかけつつ、きちんとレースができるように頑張っていきたいです」

ARTAの鈴木亜久里監督、野尻智紀、福住仁嶺
ARTAの鈴木亜久里監督、野尻智紀、福住仁嶺

 続いてTEAM MUGENは、武藤英紀のチームメイトに笹原右京が新たに加入。中野信治監督は笹原について、「どれくらい暴れてくれるのか楽しみにしています」と期待を寄せる。その一方で武藤は、笹原と直接話をしたのは「まだ数回あるかないか」程度だと明かした。

「年末に少し(笹原と)電話で話をさせてもらいました。真面目な性格で、いい人そうです。早く会いたいのですが、どこに行っているのか……(苦笑)」

 この週末はドバイで開催されているアジアンF3に出場するため、笹原はイベントを欠席。武藤と顔を合わせることはできなかったが、中野監督は信頼を寄せるこのふたりのコンビで2020年をどう戦っていくのか注目だ。

TEAM MUGENの中野信治監督、武藤英紀
TEAM MUGENの中野信治監督、武藤英紀

 そしてホンダ陣営のなかで唯一ドライバーラインアップに変更がなかったのが、KEIHIN REAL RACINGだ。塚越広大とベルトラン・バゲット、そして金石勝智監督という3人には安定感があるという話題が上がったが、金石監督からは「僕が不安定だからいつもダメで……(苦笑)」と、関西人らしいボケでファンの苦笑を誘う。

「一番言いたいことを言われるのが、移動のレンタカーのなかです。僕、ボロクソに言われているなって……(笑)。いじられまくっているんです」と金石監督。ここで「なあ広大?」と金石監督が塚越に話を振ると、塚越は「レースに向けてどうすれば勝てるのかという大事な話を、サーキットだけでなく常に僕ら3人で話しています!」と監督をフォローするチームワークの良さを見せた。

 その塚越もこのチームで12年目のシーズンを迎え、「2019年の前半は苦しみましたが、後半戦はチームの速さと強さがありました。それを2020年の新しいクルマに反映して、ホンダとともにチャンピオンを獲れるようにしたいです」とチームを引っ張っていく意志を示した。

KEIHIN REAL RACINGの金石勝智監督、塚越広大、ベルトラン・バゲット
KEIHIN REAL RACINGの金石勝智監督、塚越広大、ベルトラン・バゲット

■「これまで組んだどのドライバーとも優勝しているので、今年も1勝を」


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