レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2021.09.12 19:10
更新日: 2021.09.13 00:22

アウトラップで苦しむも順位を守った平峰一貴「抜かれてしまってはIMPULの名に恥じる」【第5戦GT500決勝会見】

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | アウトラップで苦しむも順位を守った平峰一貴「抜かれてしまってはIMPULの名に恥じる」【第5戦GT500決勝会見】

 宮城県のスポーツランドSUGOで開催された2021スーパーGT第5戦。9月12日に行われた決勝レースを終え、GT500クラスで優勝を飾ったカルソニック IMPUL GT-Rの平峰一貴と松下信治が決勝日を振り返り、シーズン後半戦に向けた展望を語った。

松下信治/第1スティント担当

「僕は第1スティントで行かせてもらいました。今まではレースペースですごく苦戦していたのですが、そのなかでブリヂストンさんがすごくいいタイヤを持ってきてくれて。これまでセットアップも毎回違ったのですけど、これが正しいと思うというものにバチッとクルマが決まったので、まずチームと、ブリヂストンさんに感謝したいなと思います」

「3番手スタートから最初はペースが思っていたよりも上がらず。後ろには抜かれまいと頑張っていたのですけど、16号車(Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT)とのバトルの間に17号車(Astemo NSX-GT)に先に行かれてしまいました。でもそこでめげずに、いっぱい無線をもらって。そして、チャンスが巡ってきたところで2台を抜くことができ、アグレッシブに走れたと思うのでよかったと思います」

「後半は一貴に繋いでもらって、結構長いスティントとなってしまいましたが、そこでもブリヂストンのタイヤが素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたので、本当に感謝です」

「次のオートポリスは少しダウンフォースが必要なサーキットだと思うので、ニッサンGT-Rにとって不利ではなく、有利な立場だと思います。そこでなんとか、やはり勝ったあとのレースが大事だと思うので、いい流れをキープしながら、残りの2戦もやってきたいと思っています。今回もいろいろと問題点があったので、それをしっかりとアナライズして、次回に備えたいです」

「今日は本当に楽しかったので、ドライバーとして面白いレースができたのは本当に幸せです」

2021スーパーGT第5戦SUGO 松下信治(カルソニック IMPUL GT-R)
2021スーパーGT第5戦SUGO 松下信治(カルソニック IMPUL GT-R)

平峰一貴/第2スティント担当

「ピットアウトしてからタイヤを温めるのに苦戦してしまったのですが、そのあと1周ほどで17号車がすぐ後ろに来ていたので、『これはもう、絶対に抑えなあかんな』と思いました。ここで抜かれてしまってはIMPULの名に恥じると思って」

「一所懸命攻めていった結果、なんとか抑えきることができ。そのあとのペースもトラフィックがあったりで追いつかれたりもしましたが、最終的にはギャップをしっかりと作れてレースを終えることができたことはよかったと思います」

「本当にここまで……自分はGT500でいつ優勝できるのかなって思っていました。GT300時代からいろいろなチームの方にもお世話になって。こうやってGT500で優勝するというのはここまで支えてくださったみなさんのおかげですし、なかなか今ここで全部を語ることはできませんが、ここ一週間以内にみなさんにたくさんお礼を伝えていきたいです」

「今回優勝できたことで、今までモヤモヤしたものがパッと晴れた感じです。悪い流れを断ち切ろうとチームと粘った結果ですし、僕らがここまでやってきた強さというのは、これからも発揮していきたいです。チーム、スポンサーのみなさん、そして僕らふたりで一丸となって全力で戦っていきます。ガンガンいきますから、見ていてください」

2021スーパーGT第5戦SUGO 平峰一貴(カルソニック IMPUL GT-R)
2021スーパーGT第5戦SUGO 平峰一貴(カルソニック IMPUL GT-R)
2021スーパーGT第5戦SUGO GT500クラス優勝の平峰一貴/松下信治(カルソニック IMPUL GT-R)
2021スーパーGT第5戦SUGO GT500クラス優勝の平峰一貴/松下信治(カルソニック IMPUL GT-R)


関連のニュース