トロロッソでチーフレースエンジニアを務めるジョナンサン・エドルズに、山本尚貴のフリー走行1回目の走りを分析してもらった。
「最初の計測ラップから、非常に印象的な走りを披露していた。われわれエンジニアは山本のドライビングをテレメトリーでチェックしていたが、ブレーキングのグラフもステアリングのグラフも、ダニールとほとんど同じプロファイルをしていた。F1のカーボンブーキというのは、温度管理が非常にデリケートで難しく、F1ドライバーでもブレーキをロックさせることが珍しくない。それを彼は1周目から正しく操縦していたんだから、われわれは良い意味で驚いたよ」