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MotoGP ニュース

投稿日: 2016.09.26 19:11

YAMAHA MotoGP第14戦アラゴンGP レースレポート

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MotoGP | YAMAHA MotoGP第14戦アラゴンGP レースレポート

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)
Rd.14 9月25日 アラゴン

RACE DATA
■大会名称:MotoGP第14戦アラゴンGP
■開催日:2016年9月25日(日)決勝結果
■開催地:スペイン/アラゴン(5.078km)
■周回数:23周(116.794 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度 ■路面温度:36度
■PP:M・マルケス(1分47秒117/ホンダ)
■FL:M・マルケス(1分48秒697)

REPORT

Movistar Yamaha MotoGP、今季4度目のダブル表彰台

第14戦アラゴンGPは、シーズン最高の激しい戦いが繰り広げられた。Movistar Yamaha MotoGPのJ・ロレンソが2位を、チームメイトのV・ロッシも3位表彰台を獲得し、今季4度目のダブル表彰台が実現した。

ロレンソは午前中のウォームアップ・セッションで転倒するも、3番手の位置から絶好のスタートを切り、M・マルケス(ホンダ)とともに第1コーナーへ。これにM・ビニャーレス(スズキ)が加わってトップ争いとなり、スペイン人同士の激しい戦いを繰り広げた。オープニングラップを終えてロレンソは3番手。2ラップ後にはマルケスがミスをする間にロレンソが2番手に上がり、さらにトップのビニャーレスを追って行こうとする。ぴったりと背後につけていたロッシに先行されて再び3番手に後退した。

上位3台が1分49秒台前半までペースを上げてトップグループを形成するが、マルケスが徐々に追いついてロレンソをパス。ロレンソも離されずについて行って再度逆転のチャンスを待つ。その3ラップ後にはビニャーレスがコーナーで大きくはらんだため、ロレンソはまたも、ひとつポジションを上げることができた。

その後も冷静なレース運びを続けたロレンソは終盤までタイヤを温存し、5ラップで難なく2番手へ浮上、後方からのロッシのアタックも退けてそのままチェッカーを受けた。トップとの差は2.740秒。

一方のロッシは予選6番手の位置から好スタートを切り、4番手で第1コーナーへ。やがてマルケスが5番手までポジションを下げたため、表彰台争いのチャンスをつかんだロッシはロレンソを追い詰めてパスし、さらに1分48秒台へとペースを上げてビニャーレスに近づくと第4コーナーでトップに躍り出た。この時点で残り周回数は15ラップ。

その後もハイペースを維持したロッシは一旦、後続を引き離しにかかったが、3ラップ後には後方からマルケスが追いついて一気にトップへ。ロッシはその後も遅れまいと懸命について行くが、残り5ラップでは逆にロレンソに先行を許してしまう。ロレンソにぴたりとついて行ったロッシだが、最後まで逆転ならず。トップから5.983秒差の3位となった。

20ポイントを獲得したロレンソは、ランキング3位をキープ。ロッシはトータル196ポイントとし、ランキングトップのマルケスを52ポイント差で追っている。
Movistar Yamaha MotoGPは3週間後、海外3連戦の1戦目となる日本GPに向かう。

MotoGP第14戦アラゴンGP スタート
MotoGP第14戦アラゴンGP スタート


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