10月4~6日にタイのチャン・インターナショナル・サーキットで行われるMotoGP第15戦タイGPを前に、ホンダ、ヤマハ、スズキ、ドゥカティのファクトリーライダー6名と日本人ライダー、中上貴晶が意気込みを語った。
■LCRホンダ・イデミツ
●中上貴晶
「フライアウェイラウンドのレースは僕にとってはとても重要で、日本からタイへはジェットラグがないから渡航しやすいです」
「タイのトラックは好きで、レイアウトはシンプルだけどホンダのバイクに適しています。湿度が高いため天候による戦略を見つけるのは難しいですが、各セッションでトップ10に入るために考える必要があります。それはいつも目標に持っているけど、もしトップ6、7を獲得するチャンスがくれば素晴らしいです。そのため天候条件が良くなることを祈っています」
■チーム・スズキ・エクスター
●アレックス・リンス
「ここ2戦のレースで結果を出せなかったのは残念だが、フライアウェイラウンドはリセットするいいチャンスだ。ここ数戦の結果にも関わらず、フィーリングはいいし、今週末にはいい結果を残したい」
「タイは大勢のファンが駆けつけるし、雰囲気はよく、いつも印象的でエキサイティングだ」
●ジョアン・ミル
「みんなと同じように、ブリーラムでは一度しかレースをしたことがない。Moto2クラスに参戦した昨年は週末を通じていいペースだったが、決勝では最初のコーナーでクラッシュしてしまった。昨年の競争力を維持し、GSX-RRでのいいフィーリングをキープできることを願っている」
「ブリーラムは気温が高いので、トリッキーなレースとなるが、スズキのマシンはうまく行くと思う。頑張りたい」
■ミッション・ウィノウ・ドゥカティ
●アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「アラゴンでは僕たちが行っている仕事が正しいことを証明し、終盤の5戦に向けて自信を持って取り組むためにも表彰台に立つことが必要だった。アラゴンでのウイークを通じて、レースのセットアップに関して役立ついくつかの前進を果たした」
「各セッションでマシンと僕のフィーリングを改善することは、毎レースの目標でなければならない。去年のブリーラムは素晴らしい週末だった。タイでは天候が常に重要となり、それを賢明に解釈しなければならない。今年も金曜日からいいスタートを切りたいと思う」
●ダニロ・ペトルッチ
「シーズンの最も難しいレースを乗り越えてきたと思うし、これからは改善していくしかない。アラゴンの失望の後、ファクトリーでは僕の問題に対する答えを見つけ、ブリーラムの初日にその答えが得られると思う」
「タイのレースが待ちきれない。この状況を変えて、シーズン前半のフィーリングを取り戻したい」