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クルマ ニュース

投稿日: 2018.07.02 15:30

ランドローバー、『レンジローバー』シリーズに初のPHEVモデルを追加設定

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クルマ | ランドローバー、『レンジローバー』シリーズに初のPHEVモデルを追加設定

 世界に冠たるSUVであり、ランドローバーの旗艦モデルとして君臨する『レンジローバー』と、その弟分である『レンジローバー・スポーツ』に、本国ではすでにデビューを果たしていた待望のプラグイン・ハイブリッド(PHEV)モデルが追加設定。この6月27日より予約受注が開始されている。

 この4代目モデルから日本市場でもクリーンディーゼル搭載モデルが導入されるなど、そのパワートレイン構成が本国同様の充実度となってきた『レンジローバー』と『レンジローバー・スポーツ』に、最新の駆動系が新たに登場した。

 今回、初めて導入されるこのPHEVシステムは、ジャガー・ランドローバー社(JLR)が開発した最新のINGENIUMガソリン(最高出力300PS)と高出力のモーター(最高出力85kW/116PS)を併用するパラレル・ハイブリッドとなり、システム出力は297kW/404PS、最大トルクは640Nmを発揮。

 0-100km/h加速は『レンジローバー』で6.8秒、『レンジローバー・スポーツ』で6.7秒を記録し、最高速度はそれぞれ220km/hに達するという高性能モデルとして位置付けられている。

 そして同時に、NEDC(New European Driving Cycle:新欧州ドライビング・サイクル)における記録は両モデルともにCO2の排出量を64g/kmに低減し、燃費性能も2.8リッター/100km(約35km/リッター)と、車重を考えれば驚異的な効率性を兼ね備えた。

 さらにランドローバー伝統のAWDシステムと最先端の電動化技術をモーター内蔵型8速オートマチック・トランスミッションに採用することで、エンジンとモーター制御がシームレスに切り替わり、低速域や滑りやすい路面でもスムーズなハンドリングを提供。『レンジローバー』ファミリーの名に恥じない高い走破性も確保されている。

2019年モデルでは、センタークラスターに2枚のディスプレイを備えるInControl Touch Pro Duoを採用する
メーター内ディスプレイにも、新たにPHEVの機能表示を追加している
EVでの最長走行距離は51km、リッター換算で約35km/リッターという省燃費性能を誇る


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