ジャガー・ランドローバーは、11月22日にイギリス・ロンドンのイーストエンド地区で2代目となる『レンジローバー・イヴォーク』をワールドプレミアした。車体構造を一新すると同時に、現行最新モデルを象徴するデザイン言語を採用し、さらに世界初の機能となるボンネット透視技術を用いてフロント下180度の視角を確保する“クリアサイト・グラウンドビュー”などの最新技術を搭載するなど、大きな進化を果たしている。
革新的なデザインで世界に衝撃を与えた初代の登場から、これまで累計で77万台以上を販売する大ヒットモデルに成長した『レンジローバー・イヴォーク』が2代目へと刷新。
特徴的なクーペスタイルのシルエットをより洗練させるとともに、超薄型マトリックスLEDヘッドライトやリヤランプのグラフィックなど最新世代のデザイン言語を用いるとともに、格納式のフラッシュ・ドアハンドルを採用するなど、先にデビューした『レンジローバー・ヴェラール』にも通じる世界観でまとめられた。
全長は4.37mで先代とほぼ同等ながらも、ランドローバーの新型プレミアム・トランスバース・アーキテクチャーを採用し、車内空間を広げることに成功。また、ホイールベースを延長しリアシート・スペースを20mm伸ばした上、小物などの収納スペースも充実させている。
その広くなったグローブボックスやセンターコンソールボックスには、タブレットやハンドバッグ、ペットボトルなどを収納でき、ラゲッジスペースは10%増の591リットルに。折り畳んだベビーカーやゴルフセットの出し入れも可能なほか、40:20:40の分割可倒式リアシートを倒せば1383リットルの広大なラゲッジが出現する。
そのインテリア空間は、すっきりとしたサーフェスやシンプルなラインを組み合わせた精巧なデザインとなっており、その素材にも従来のレザーに加えてウール混紡やダイナミカ・スエードクロス、ユーカリ・テキスタイル、ウルトラファブリクスといった新素材をオプションを設定している。