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クルマ ニュース

投稿日: 2019.07.30 14:16
更新日: 2019.08.08 23:57

『BMW M8カブリオレ』上陸。15秒で開閉可能な多層式ソフトトップ採用

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クルマ | 『BMW M8カブリオレ』上陸。15秒で開閉可能な多層式ソフトトップ採用

 サーキット由来のテクノロジーを盛り込んだ、BMW M社の新たな旗艦モデル『BMW M8』に、早くもオープンモデルの『BMW M8カブリオレ』が登場。50km/h以下の走行時も15秒で開閉可能な多層構造のファブリックルーフを採用し、流麗なスタイルを併せ持つ最高峰オープンモデルは、7月24日から発売開始となっている。

 この最新オープンのベースモデルとなった『BMW M8』は、WEC世界耐久選手権や北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップなどの耐久シリーズを戦う高性能クーペとして活躍を演じてきた。

 その本格的なパフォーマンスを内側に秘めた『BMW M8カブリオレ』は、ルーフ素材に高品質なファブリックを採用した多層式ソフトトップを採用し、パフォーマンスの追求のみならずクローズド時にはくっきりと段差のあるノッチド・クーペのスタイルに。

 そしてトップオープン時には印象的な曲線がキャビンを囲い、ダブルバー・キドニーグリルや、ボディ側面のエアブリーザーに装備された“Mギル”など、BMW Mモデルの象徴的な装備が性能をアピールすると同時に、繊細かつ優雅なラグジュアリーモデルとしての個性も演出されている。

 その心臓部に収まるエンジンは、『BMW M8』と同じくBMW M独自のクロスバンク型ツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用した4.4リッターのV型8気筒直噴ターボとなり、最高出力600PS、最大トルク750Nmを実現。

 直噴インジェクターは市販車でも最高レベルの噴射圧350barまで高められ、より高効率な燃焼制御を実現したほか、サーキット走行などの高負荷時を想定し、オイルパンのフロント側に小型のチャンバーを搭載して、横方向および前後方向に極度の負荷がかかる状況下でも、必要に応じて小型チャンバーによる追加供給を可能にする吸引システムを採用した。

 その高出力を支える駆動系には『BMW M5』で初めて導入されたインテリジェント4輪駆動システムM xDriveを採用。巨大なトルクを前後無段階かつ可変的に振り分けるこのシステムは、新型『BMW M8カブリオレ』ではより特別な設定とされ、ダイミック・スタビリティ・コントロール(DSC)の介入は極端な状況のみに限定。エンジンパワーを推進力としてほぼ無駄なく利用可能となっている。

50km/h以下の走行時も15秒で開閉可能な多層構造のファブリックルーフを採用
クローズド時にはくっきりと段差のあるノッチド・クーペのスタイルに


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