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投稿日: 2019.08.27 16:03

【動画】4000万円超えオープン、漆黒で包まれた特別なロールス・ロイス『ドーン ブラック・バッジ』/プレミアムオープンカー試乗


 贅沢を尽くしたオープンカーの代表といえるのが、ロールス・ロイス『ドーン』だ。その特別仕様車『ドーン ブラック・バッチ』の動画がGENROQ Webで公開されている。
 
 ロールス・ロイスといえば、高級車の代名詞であり、多くの人が『ファントム』や『ゴースト』といった運転手付きのモデルを最初に思い浮かべるだろう。

 そんなロールス・ロイスのラインナップの中で、自分で運転を楽しみたいというカスタマーに向けて造られているのが、2ドアクーペの『レイス』と、そのオープンモデルである『ドーン』の2台だ。
 
 とりわけアウトドア指向の強いカスタマーには、オープンエアが楽しめるドーンは魅力的に映るだろう。

 そのドーンの特別仕様車“ブラック・バッジ”が夜の東京を駆け抜ける動画がGENROQ Webで公開されている。ハンドルを握るのはモータージャーナリストの渡辺慎太郎氏だ。

 ロールス・ロイスが放つ“ブラック・バッジ”シリーズは、深く、濃く、かげりのある黒をテーマカラーに、内外装の装備が特別に仕立てられており、現在はゴーストとレイス、そしてドーンの3モデルに設定されている。
 
 ドーン ブラック・バッジの外装は、フロント・グリル、トランクリッド・フィニッシャー、エキゾースト・パイプにいたるまで、専用クローム・サーフェス仕上げとなっている。通常はシルバーの衣装を着るロールス・ロイスのマスコット、スピリット・オブ・エクスタシーも黒の衣装にチェンジして、妖艶な雰囲気を醸し出しているのが特徴だ。

 また、ルーフはブラックのキャンバス仕様のみを用意。インテリアも、全体をブラックでまとめながら、メーターフードやシート、ドアの随所にオレンジのハイライトをコーディネートすることで、他にはないロールス・ロイスが追求する独自の美しさと特別感を主張する仕立てとなっている。

 エンジンは6.6リッターのV型12気筒ツインターボを搭載。ブラック・バッジシリーズ専用のセッティングが施され、出力は通常モデルの570psから31psパワーアップされ最高601psを発生。最大トルクも通常モデルに20Nmプラスされた800Nmを達成し、圧倒的な力強さをみせる。

 試乗した渡辺氏は「エンジンスタートボタン押すと、『ヴォン』という中低音の勇ましいエンジンサウンドが耳に届く。これまでの6.6リッターV12ツインターボエンジンの、どちらかといえばその存在をあえて隠して黒子に徹するような仕事ぶりとは対照的なものだ」と感想を語る。

 もっとも豪華なオープン・トップ・ラグジュアリー、『ロールス・ロイス・ドーン ブラック・バッチ』の車両本体価格は、4460万円という目を見張るもの。異次元の世界へと誘ってくれる、特別なロールスの世界を覗いてほしい。


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