最大7人乗りの広くて上質な室内空間を備えた旗艦SUV『アウディQ7』が全方位で進化を果たすモデルチェンジを実施。3リッターV6搭載モデルには48V電装システムによるマイルドハイブリッドドライブシステムを標準搭載としたほか、新型モデル登場を記念して2リッター搭載モデルに310台の限定車も設定され、8月18日より発売開始となっている。
7シーターSUVの先駆けとして登場した『アウディQ7』は、2016年に現行型の2代目へとフルモデルチェンジ。全長5m級のボディサイズながら、2リッター直列4気筒直噴ターボを搭載するなど、ダウンサイジングの潮流も取り入れた先進のSUVとして認知されてきた。
その2代目初の大幅改良となった今回は、エクステリアのみならずインテリア、パワートレイン、インフォテインメントシステム、先進安全装備など全方位で進化を遂げ、その外観はQモデル用にデザインされたオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリルなどで、さらに力強くスポーティな印象となった。
乗車定員は従来と同様に5名を標準とし、オプションで7人乗り3列シート仕様の“7シーターパッケージ”も設定。2列目は3座独立型で個別のシートスライドやリクライニングが可能なほか、3列目は電動格納式としている。
注目のラゲッジ容量も5人乗車時で890リッター、2列目まで畳めば2075リッターもの容量を確保することができ、3列シート仕様でも同条件で1955リッターの容積を誇っている。
パワートレインは2機種が用意され、55 TFSI quattroには3リッターV6直噴ターボを搭載。このエンジンに、48V電源とマイルドハイブリッド(MHEV)ドライブシステムを組み合わせることで高効率化し、最高出力340PS、最大トルク500Nmを発生する。
一方、45の呼称を持つ高効率な2リッター直列4気筒ターボ搭載グレードは、最高出力252PS、最大トルク370Nmを発揮。JC08モード燃費は11.0km/ℓを達成するなど、優れた省燃費性能も備える。