日本上陸以来、バックオーダーを抱える人気を博しているランドローバーの新型『DEFENDER（ディフェンダー）』が、早くも2022年モデルとなって登場した。2019年の初登場から遅れて導入されたショートボディ“90”には新グレードのX-DYNAMIC（Xダイナミック）が追加されると同時に、ラインアップ全体に3つのビジュアルパックを新たにオプション設定。そして2022年モデル限定グレード、XS EDITION（XSエディション）も登場し、6月28日（月）より受注開始となっている。
直近にも3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジンとMHEV（マイルド・ハイブリッド）を搭載する最上級グレードの特別仕様車DEFENDER X Trophy Edition（ディフェンダー Xトロフィー・エディション）を追加したばかりの新型『ディフェンダー』が、早くも2度目のイヤーチェンジを迎えた。
この2022年モデルではラインアップ全体が見直しを受け、その目玉として従来は5ドアロングの“110”にのみ設定されてきたXダイナミックを“90”にも追加。黒を基調とした外装に耐久性の高いジオニックス素材のパネルを採用した、タフさやダイナミックさを強調する内外装に仕立てられ、ショートボディのアドベンチャーテイストを高めるグレードとなっている。
また、既存のブラックエクステリアパックに加えて、新しい3つのビジュアルパックとなるエクステンデッドブラックエクステリアパック、ブライトエクステリアパック、エクステンデッドブライトエクステリアパックを導入した。
そして2022年モデル限定グレードのXSエディションは、カタログモデルのXダイナミックSEをベースに、ショートボディ“90”と5ドアロングの“110”ともにラインアップされ、プライバシーガラス、XSエディション・エクステリアパックに加え、前輪のすぐ前方エリアの映像を車内中央のタッチスクリーンに表示し、フロント下180度の視覚を確保する“ClearSightグラウンドビュー”を装備。
その他にも、エアサスペンションや“DEFENDER”スクリプトを配したイルミネーション付きメタルトレッドプレート、メタリックペイントなどの厳選した装備を採用している。
パワートレインには、3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼルMHEV（最高出力300PS／最大トルク650Nm）と、2.0リッター直列4気筒INGENIUMガソリン（最高出力300PS／最大トルク400Nm）の2種類のエンジンを設定し、全14グレード展開に。ガソリン仕様のみの『ディフェンダー90』は、価格が551万～835万円（税込）。両ユニットを揃える『ディフェンダー110』が、619万～1171万円（税込）となっている。
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