フェラーリ会長セルジオ・マルキオンネは、フェラーリが2017年オーストラリアGPで優勝を飾った後、チームが復調するのは「時間の問題だった」と語った。
2番グリッドスタートのセバスチャン・ベッテルは、ポールシッターだったルイス・ハミルトンをピットストップで抜き、メルセデスを上回るペースを発揮して勝利を収めた。フェラーリの優勝は2015年のシンガポール以来のことだった。
これにより第1戦終了時のドライバーズランキングトップにはベッテルがついた。メルセデス以外のドライバーが首位に立つのは2013年以来、初めてのことだ。
キミ・ライコネンが4位に入ったことによって、コンストラクターズ選手権でもフェラーリがメルセデスをリードすることになった。
マルキオンネはレース後、声明を発表、「時間の問題だった」と語った。
「チームとティフォシのため、喜んでいる。ティフォシはこれまでずっと我々を支持し続けてくれた」
「約1年半、この勝利を待ち望んできた。(表彰台で)イタリア国歌が流れるのを聞いて、非常に感動した」
「セバスチャンは素晴らしいレースを走った。キミもじきにチームメイトのそばで戦うようになるだろう」
「この勝利はチーム全体で分かち合うべきものだ。サーキットに来ているスタッフ、マラネロのスタッフ、全員とだ。大きな目標を達成する唯一の方法、それはチームワークなのだ」
マルキオンネは開幕戦勝利は長いチャンピオンシップの第一歩に過ぎないとして、チームに集中し続けるよう求めた。
「これが目的地ではなく、長い道のりの第一歩であるということを忘れてはならない。今後も日々前進していくために集中していく必要がある」
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