更新日: 2023.12.18 09:54
フェラーリF1、ライバルに先駆け、2024年型マシンのローンチデーを発表
スクーデリア・フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールが、2024年型F1マシン発表会の日程を一部メディアに対して明かした。来季F1発表会のスケジュールを公表したのはフェラーリが初めてとなる。
マラネロで行われたメディアイベントにおいて、バスールは、ニューマシンのお披露目を2024年2月13日に行うと語った。2023年型SF-23の後継車は現在では『676』というコードネームで呼ばれている。来年2月の発表会にバスール、ドライバーのシャルル・ルクレール、カルロス・サインツ、その他のチームの主要メンバーが出席し、新車とその正式名称を披露する予定だ。
「ローンチは2月13日に行う予定だ。それ以外の情報は、当日お知らせする」とバルースは述べた。
フェラーリの新車発表会は、例年、ファクトリー近くのフィオラノ・サーキットで開催される。SF-23のローンチは2月14日に実施され、当日にフィオラノでシェイクダウンが行われた。
2024年F1プレシーズンテストは、バーレーンにおいて、2月21日水曜日から3日間にわたりに実施される。シーズンは、その翌週、バーレーンで開幕する。
こういったスケジュールは「かなりタイトだ」と、バスールは認めた。
「(2023年よりも)テストの時期が早くなり、すべてをうまくまとめることは、かなりの挑戦になる」
「こうした状況から、他に選択肢はなかった。14日に(発表会を)行うチームもあるだろう。バーレーンまでに準備を整えるのは簡単なことではない」
2023年はレッドブルが圧倒的な強さを発揮し、1戦を除いてすべてのレースを制した。その1戦で優勝したのがフェラーリだった。しかし、フェラーリは期待とは異なり、レッドブルとタイトル争いをすることができず、コンストラクターズ選手権ではメルセデスに僅差で敗れ、3位に終わった。
2024年に関してバスールは、大きな期待や予想、約束をせずに、仕事に集中していくと述べている。
「何かを約束する必要はない。最善の方法は、結果を出すための自分たちの仕事に集中することだ」とバスールはイタリアメディアに対して語った。
「クリスマスプレゼントは、クリスマス当日ではなく、3月に良い仕事ができて初めて我々に届くだろう。クリスマスの時点ではプレゼントの内容は約束に基づいたものになるし、私は約束はしたくはない。それがイースターのプレゼントになるのかどうか、3月に分かるだろう」