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F1 ニュース

投稿日: 2017.05.22 11:33
更新日: 2017.05.22 11:35

レッドブルF1「新型タイヤ開発テストに参加したことで混乱が生じた」今季低迷の原因を分析

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F1 | レッドブルF1「新型タイヤ開発テストに参加したことで混乱が生じた」今季低迷の原因を分析

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、昨年ピレリの2017年用タイヤのテストを行ったことでマシン開発の方向性を誤った部分があると明かした。

 今年ピレリがタイヤを大幅に変更するにあたり、メルセデス、フェラーリ、レッドブルがテスト専用にモディファイした“ミュールカー”を使い、昨年を通してテストを行った。他のチームが不利にならないよう、このテストではチームに詳しい情報を与えずに走行させ、テスト結果は全チームで共有するとピレリは約束したが、それでも参加チームはアドバンテージを得たとの声が他チームから上がっていた。

 しかしホーナーは、テスト用マシンで走行した上で予想していたタイヤの性能と最終的に採用されたものが幾分異なっていたとして、それがシーズン序盤にレッドブルのマシンパフォーマンスが優れない原因のひとつであると述べた。

2017年ピレリF1スリックタイヤのテストを行うセバスチャン・ブエミ(レッドブル)
2017年ピレリF1スリックタイヤのテストを行うセバスチャン・ブエミ(レッドブル)

「今年のレギュレーション変更は比較的大きなものだった。我々はピレリの(テスト用)ミュールカーで実際に走行したことが、ある意味、マイナスに働いたと考えている」とホーナー。

「マシンのデザインにおいて我々が想定したタイヤと比べて、最終的にいくつか変更があった」

「それが我々が開発を進める上での方向性に影響をおよぼしたと思う」

「裏目に出たとは言わないが、最終的に指定されたタイヤを使う上で助けにはならない方向へと進むことになったのは間違いない」

「単純に、メルセデスとフェラーリの方が、新しい規則を取り入れる上でいい仕事をしたということだ」

「そのために我々は冬季テストの時点から劣勢になった」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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