さらにテスト期間にルノーのパワーユニットにトラブルが発生したことにも影響されたとホーナーは言う。

「望んでいた走行距離には全く届かなかった。エンジントラブルのために長時間ガレージで足止めされたからだ。そのため状況を本格的に確認できるようになってきたのは、(開幕戦の)オーストラリアを終えた後からだった。我々はパフォーマンスを大幅に向上させなければならない状況だった」

「ドライバーたちはこのマシンはバランスが悪いと言っていた。弱点を理解し、それを解決するために努力している。その第一歩がバルセロナで導入したアップグレードだ」

「いろいろな面で、まだ仕事は半分しか成し遂げられていない。だが我がチームには有能な人材がそろっている。過去のマシンを見ればそれが明らかだ。彼らがこのマシンの問題を必ずや解決してくれるだろう」
 
「バルセロナで上位とのギャップを縮めた。正しい方向に向かっているのは間違いないし、シーズン後半には競争力が大きく向上するはずだ」

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