レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、もし今シーズン末にセバスチャン・ベッテルがフェラーリF1を離れ、最大のライバルチームであるメルセデスF1に移籍することになったら驚くだろうと話している。メルセデスは現在、4度目のタイトル獲得を確実なものにするべく努力を重ねている。
今月上旬、メルセデスのトップであるトト・ウォルフがスイスで行われたベッテルの30歳の誕生日パーティーに参加したことが明らかになり、チームとベッテルの間で何かしらの話し合いが進行中なのではないかと推測されている。
ホーナーはメルセデスとベッテルが契約を結ぶ可能性があることは認めているが、過去レッドブルでともにチャンピオン獲得を経験した彼は、今季末の契約期限とともにベッテルがフェラーリを離脱したら驚くだろうと言う。
「セブ(ベッテル)がフェラーリを離れたら驚くよ。トトはおそらく、契約をあと1年延長するように助言している。そしてフェラーリは多分、3年契約でなければ契約はなしだと言っているのだろう」
「彼(ベッテル)は自分がフェラーリで始めた仕事が、どうなっていくのかが見たいんだ。彼がフェラーリに加入した理由は、ミハエル・シューマッハと同じことを達成したかったからだ」
「いまの成果だけで移籍したら、目標は半分しか達成されていないことになる」
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