F1は19日、モータースポーツ部門のスポーティングディレクターにスティーブ・ニールセンを任命することを発表した。ニールセンは8月1日付でこの職に就き、F1グループのマネジングディレクター、ロス・ブラウンの直属となる。
英国生まれのニールセンは、F1での豊富な経験を持っている。80年代後半から、ロータス、ベネトン、ルノー、ティレル、ホンダ、アロウズ、ケータハム、トロロッソ、そして前戦イギリスGPまではウイリアムズで、主にチームマネージャーやスポーティングディレクターとして活動してきた。
F1モータースポーツ部門のマネジングディレクター、ロス・ブラウンは、「長年に渡ってスティーブのことを知っており、この目で彼の手腕と能力を直接見てきた」と語っている。
「我々がチームやFIAと協力し、次世代F1のテクニカル、およびスポーティングレギュレーションの骨組みを作るために設立したこのワーキングググループは、彼の起用によって強化されるだろう」
「スティーブが主に担うのは、例えばスポーティング・ワーキング・グループの会議に出席するなど、スポーツの分野や組織の問題に関連することになる」