マクラーレンF1チーム首脳陣は、ハンガリー合同テスト2日目に走らせたテスト&シミュレータードライバーであるランド・ノリスのパフォーマンスを絶賛した。
イギリス出身17歳のノリスは、2016年マクラーレン・オートスポーツBRDCアワードを受賞、2017年2月にマクラーレンとジュニアドライバー契約を結んだ。今年ノリスはヨーロピアンF3選手権に参戦、現在ランキング2位でタイトルをかけて戦っている。
マクラーレンはテスト初日はストフェル・バンドーンを起用、2日目にノリスを走らせた。ノリスは昼前にスピンを喫したものの、91周を走り、1分17秒385のタイムで参加ドライバー全13人中2位となった。
フェラーリのセバスチャン・ベッテルによるこの日のトップタイムはスーパーソフトタイヤでの1分17秒124で、ノリスのタイムはウルトラソフトで記録したものだったが、それでもチーム首脳陣やメディアなどから称賛が集まっている。
ノリスのタイムは前日バンドーンが記録したその日の2番手タイム1分17秒834より速かった。ハンガリーGP期間中はウルトラソフトは用いられなかったため、直接的な比較にはならないが、スーパーソフトでフェルナンド・アロンソが予選8位を獲得した際のタイムは1分17秒549だった。
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