2017年F1マレーシアGP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンはトラブルのためにスタートすることができなかった。
予選でセバスチャン・ベッテルのパワーユニットにトラブルが発生したのに続き、決勝ではライコネンにも問題が起こった。
決勝スタート前のレコノサンスラップでライコネンはパワーユニットの不調を訴えた。チームはグリッド上でチェックしたものの、対処できず、マシンをガレージへと押し戻した。結局ライコネンは2番グリッドを獲得していたにもかかわらず、決勝に加わることができず、リタイアすることになった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝＝スタートできず
何が起きたのか分からない。まだ説明できる段階ではない。週末を通してマシンは完璧に機能していた。でも今日になって突然問題が発生した。こういう不運なことは時には起こるものだ。マシンのパフォーマンスや速さはとても優れていたと思う。でもついてないことに、セブは昨日トラブルに見舞われ、僕らにも今日問題が発生した。
今日、僕のマシンはかなり速かったと信じている。でも走れなかったから実際どうだったのかは知りようがないし、想像しても意味はない。
僕らには優れたパッケージがあるけれど、そのポテンシャルを最大限に引き出さなければならない。今日起きたことには本当にがっかりしているし、僕ら全員がショックを受けている。でも今となってはどうすることもできない。
次のレースはまた新しいチャレンジになる。いつものレースウイークエンドと同じように臨み、どういう結果を出せるのかを見てみるよ。
