2017年F1アメリカGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはリタイア、ストフェル・バンドーンは12位だった。
信頼性の問題に苦しめられた週末だと、チームは振り返っている。日曜朝にバンドーンのMGU-Hに問題が見つかり、ピットレーンオープンまで十分な時間がなかったため、パワーユニット全体を交換するという決断がなされた。バンドーンは金曜に新しいICEを入れたため、5グリッド降格が決まっていたが、これに加えて25グリッドダウンのペナルティが科され、最後尾20番グリッドからスタートすることになった。何度かオーバーテイクをして順位を上げていったものの、バンドーンは最終的にはポイント圏内には届かなかった。
アロンソは8番グリッドから好スタートを切り、ポイント圏内を堅実に走っていたが、24周目、8位走行時(前のフェリペ・マッサはまだピットストップを済ませていなかったため、事実上7位)、パワーが低下し、ピットに戻ってリタイアせざるを得なかった。その後の調査で、MGU-Hに問題が発生したことが分かったと、チームは明かしている。これにより、アロンソは次戦メキシコGPでパワーユニット交換を強いられることになりそうだ。
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