ブラジルGPの週末を迎え、サーキットを訪れたアロンソに対し、トヨタとの契約について質問がなされたが、アロンソは明言を避けた。
「今のところ、コメントすることはない。ただのうわさだ」とアロンソは語ったということだ。
アロンソは、F1モナコGP、ル・マン24時間、インディ500という世界三大レースを制するという夢を持っており、今年はインディ500に初挑戦した。2018年1月にはデイトナ24時間に参戦することがすでに決まっており、これはル・マン24時間挑戦への準備の一環であると考えられている。
トヨタは来季以降のWECのプランについて明言はしていないが、LMP1クラスでワークス参戦する唯一のメーカーとして、活動を継続するものと考えられている。
F1はまだ来季カレンダーを正式には発表していないものの、暫定版で見る限り、ル・マンなど、2018年中に開催される大部分のWEC戦がF1のスケジュールと重複しておらず、唯一、富士6時間とF1アメリカGPが同じ週末に行われる。
アロンソは来年に向けてマクラーレンとの契約を延長、この際、F1と日程が重なっていない場合は他カテゴリーのレースに出場することが許されるという点でチームの合意を得たとも報じられていた。しかし、消息筋が言うようにWECの「ほとんどのレースで走る」ことについては、マクラーレン側は否定的な考えを示し、アロンソはF1に集中すべきだと述べている。
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