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F1 ニュース

投稿日: 2017.11.17 18:15
更新日: 2017.11.17 18:17

メルセデスF1ボス、2017年型W08の“ディーバ気質”を語る。「原因は空力面にある」

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F1 | メルセデスF1ボス、2017年型W08の“ディーバ気質”を語る。「原因は空力面にある」

 メルセデスF1チームのノンエグゼクティブチェアマンであるニキ・ラウダは、シーズンを通して今季型マシンW08にはパフォーマンスの波があるが、その根本要因は、長いホイールベースではなく、マシンのエアロダイナミクスの面にあったと考えている。

 今年のメルセデスはマシンのパフォーマンスに好不調の波があり、主にシーズン前半はそれが成績にも影響してライバルのフェラーリを優位に立たせた。

 W08はシルバーストンやモンツァのような高速サーキットでは卓越した性能を発揮した一方、モナコやハンガリーのようなタイトなコースではその気まぐれな性質がはっきりと表れ、低迷した。その結果、パフォーマンスがばらつく根本的な原因は平均よりも長いマシンのホイールベースにあるという指摘を多く受けることとなった。

 しかしラウダはそういう見方を否定している。
「これまで長さが問題になったことはない。問題はエアロダイナミクスだ」とラウダはイタリアのGazzetta dello Sport紙に対して語った。

「マシンが素晴らしい動きをしたことは何度もあった。一方でそうでもないこともあった」

「我々はそれについてまだ完全には解明できていない。それこそが2018年に向けて改善すべき点だ。ルール改定がないので、作業の出発点としては楽だし、いくつかの問題点を解決することがより容易になるといえる」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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