投稿日: 2018.03.29 15:14
更新日: 2018.03.29 17:46
更新日: 2018.03.29 17:46
F1オーストラリアGPで優勝を逃したハミルトン、戦略決定に人間の意見を取り入れることを望む
AUTOSPORTweb
Translation: AKARAG
オーストラリアGPでのルイス・ハミルトンは、チームの些細な計算ミスのために敗北を喫している。レース後、彼は自身のレース戦略にもっと意見を取り入れてほしいと語った。
ハミルトンはレースをコントロールしており、彼にとって63回目の勝利は目前であるかのように見えていた。しかし、長いスティントを走る戦略を採ったセバスチャン・ベッテルがバーチャルセーフティカーという幸運に恵まれ、優勝も可能なほどのアドバンテージを手にすることになった。
当惑したトト・ウォルフは、メルセデスのコンピュータによる予期せぬロスを敗北の原因としてあげた。コンピューターは、VSC出動下でのハミルトンのスピードと、ベッテルがピットインしてからレースに戻るまでの差分を誤って見積もっていたのだ。
レース後、メルボルンでこの不運な出来事振り返ったハミルトンは、マシンやコンピュータよりも人間の意見を通してほしかったと語っている。
「チームは大変かもしれないけれど、戦略を考えるときに、コンピュータやデータ、テクノロジーに頼りすぎている。もっと人間に頼ってくれたらと思う」と、ハミルトン。
「正しい言い分かどうかは分からないけれど、もっと僕の手に委ねてほしかった」
「今日はいつも通りのドライビングをしていたと思うし、自分のドライビングにはかなり満足していた。とにかく、次のレースでも今週末とまったく同じように専念するつもりだ。自分自身が内面でもっと成長できるようにね」
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