AUTOSPORTweb / Translation: AKARAG

 ハミルトンはプッシュしながらベッテルに少しずつ近づいていくことでミスを修正しようとしたものの、パワーユニットがオーバーヒートしたために、最終的には後退せざるを得なかった。

 今季のパワーユニットを3基に制限する新ルールが、プッシュを続けてパワーユニットのトラブルのリスクを負うよりも、安全な走りをすることを優先させたとハミルトンは認めている。

「パワーユニットがオーバーヒートしていた。このパワーユニットでは7レースか、可能であればもっと多くのレースを戦わなければならない」

「限界に近づいていてすごく暑かったけど、プッシュし続けた。だから同時にパワーユニットにダメージを与えてしまうんじゃないかと、神経を使ったよ」

「単純に残りのラップで彼には追いつけないと思った。タイヤは後々劣化するだろうし、僕は110%の力でドライブしていて、たった7ポイントのためにすべてをリスクにさらしている」

「おそらくは身を引いてパワーユニットを守って、今後のレースでその寿命を使うべきだと考えた。でも、それは僕のレーススピリットに反している。僕は最後まで徹底的に戦いたいのだから」

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