ルノー・スポールのマネージングディレクター、シリル・アビテブールが、2019年以降のパワーユニット契約について交渉するため、レッドブル・レーシング首脳陣との会合をモナコGP後に行う予定であると明かした。
両者の関係は2007年にスタートし、2010年から2013年には4年連続でドライバーズ&コンストラクターズタイトルを獲得するなど、数々の成功をともに収めてきた。しかし現在のパワーユニットが導入されて以来、レッドブルはルノー製パワーユニットの性能に不満を持ち、公然と批判する場面もあり、両者の関係は良好ではなくなっているといわれている。
現在の契約が2018年末までであるため、レッドブルは来年以降もルノーとの契約を延長するか、姉妹チーム、トロロッソのパートナーであるホンダにスイッチするのかを検討中だ。
パワーユニットのマニュファクチャラーが来季カスタマーについてFIAに報告する期限である5月15日はすでに過ぎたものの、レッドブルはまだ決断を下してはいない。
当初、この期限を守りたいと主張していたルノーだが、レッドブルに多少時間を与えることに決めた。ルノーのアビテブールは、本格的な話し合いはモナコGPの後に始める予定であると明かすとともに、期限を大幅に延期するつもりはないと発言した。
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