レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2018.08.26 11:57

トロロッソ・ホンダF1密着:ライバルのトラブルがあったとはいえ、期待以上の予選結果に

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | トロロッソ・ホンダF1密着:ライバルのトラブルがあったとはいえ、期待以上の予選結果に

 結果的に、トロロッソ・ホンダの2台は、F1第13戦ベルギーGPの予選でピエール・ガスリーが11番手、ブレンドン・ハートレーが12番手に入った。

「結果的に」と前置きしたのは、この結果はトロロッソ・ホンダのスタッフも予想していなかったからだ。

 ハートレーが「フリー走行3回目を終えたところで、今日の予選は厳しくなるだろうと覚悟していた」と言えば、ガスリーも「スパはコース特性的に自分たちのマシンに必ずしも合っていないサーキットだから、期待以上の結果だった」と、予選後は喜ぶというよりは、安堵した表情だった。

2018年F1第13戦ベルギーGP ブレンドン・ハートレー
2018年F1第13戦ベルギーGP ブレンドン・ハートレー

 例えば、フリー走行3回目では、ストレートスピードがライバルと比較して伸びていなかったために、セッションの途中でガスリーは軽いリヤウイングに交換した。

 ところが、「ストレードスピードが上がらなかったため、元に戻した」(ガスリー)という。田辺豊治F1テクニカルディレクターによれば、フリー走行3回目の走り始めは、前日と同じリヤウイングだったというから、ガスリーは結局、金曜日と同じダウンフォースレベルで予選に臨んだわけである。

 もちろん、フリー走行3回目後に予選に向けて、トロロッソのスタッフは、「そのリヤウイングに合わせて、セッティングを調整していた」(田辺TD)ので、クルマは金曜日とまったく同じというわけではない。

■最終ラップは失敗したもののスリップストリームをうまく活用したトロロッソ・ホンダ


関連のニュース