ダニエル・リカルドのルノー移籍報道に始まり、フェルナンド・アロンソの事実上のF1引退宣言、ピエール・ガスリーのレッドブル・ホンダ昇格、新生レーシング・ポイント・フォース・インディア誕生など話題豊富なサマーブレイクを終え、2018年F1シーズンはベルギーGPからいよいよ後半戦に突入。ドライバーや関係者のSNSで第13戦ベルギーグランプリを振り返る。
導入初年度から図らずもハロの有用性を示したスタート直後のマルチクラッシュ。「見た目があまり好きではない」と、これまでどちらかと言えば否定的なシャルル・ルクレールだったが、空から降ってきたアロンソから頭部を守ってもらい、考えを改めたことだろう。
ザウバーのハロに残った傷痕が衝撃の大きさを物語る。
スタートの混乱を逃れたトップ集団がケメルストレートエンドで大迫力の4ワイド。タイトル争いをしているふたりに新生レーシング・ポイント・フォース・インディアの2台が両サイドから襲い掛かる。惜しくも表彰台には届かなかったが、セルジオ・ペレスもエステバン・オコンも、同士打ちとなった1年前とは比べものにならないほどの見事な走りを見せた。