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F1 ニュース

投稿日: 2018.11.28 17:18

メルセデスF1代表ウォルフ、ヒュルケンベルグのアクシデントに“ハロ”への懸念を募らせる

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F1 | メルセデスF1代表ウォルフ、ヒュルケンベルグのアクシデントに“ハロ”への懸念を募らせる

 メルセデスF1代表のトト・ウォルフは、コクピット保護デバイス“ハロ”が、ドライバーの安全確保のために果たして適正な手段といえるのかについて、疑問を持つ多くのF1関係者のひとりだ。

 日曜日に行なわれたF1アブダビGP決勝レースの1周目では、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグがクラッシュを喫して逆さまになったマシンに閉じ込められ、その後マーシャルに救出されるというアクシデントがあった。ウォルフはこの出来事の後に懸念を表明している。

 ヒュルケンベルグはアクシデントの後、集まった記者たちに「自力でマシンから出られなかったんだ。右側には壁があったし、左側には“ハロ”があったからね」と語った。

 またマシン後部から火が出ていた短い間、自分はコクピットの中に「まるで牛みたいに」逆さ吊りの状態で取り残されていたのだと不満を訴えた。チームの無線には、当然ながら不安にかられるヒュルケンベルグの声が聞こえていた。

「僕をここから出してくれ、火が出ているんだ!」

 消火器を持ったマーシャルたちがすばやく現場に駆け付けて対応に当たり、その後F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、ドライバーのコクピットからの救出は完璧に段取り通りに進んだと述べている。

 しかし、一連の光景を見たウォルフは懸念の声をあげた。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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