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F1 ニュース

投稿日: 2016.09.08 15:11
更新日: 2016.09.08 15:14

F1売却:エクレストン、現役続行を表明。新会長に期待するアメリカとのコネクション

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F1 | F1売却:エクレストン、現役続行を表明。新会長に期待するアメリカとのコネクション

 リバティ・メディア社がF1の株式を取得する旨の発表を行い、会長にチェイス・キャリーが就任し、バーニー・エクレストンが引き続きCEOを務めることが明らかになった。エクレストンは、新会長キャリーにかける大きな期待を語った。

 85歳のエクレストンは、F1最高権威者のポジションを失うことになるとの噂がイタリアGPの週末に浮上したが、現職を継続することで話がまとまった。現在は21世紀フォックス社の副会長であり、過去には衛星放送サービスを提供するディレクTVでCEOを務めたキャリーは、エクレストンと協力して新たな職務にあたることになる。

 リバティ・メディア社と、35.5%の株式を保有する主要株主CVCキャピタル・パートナーとの協議は、今週火曜夜遅くまで行われ、水曜には取締役会が開催されたものとみられている。

 そして7日水曜、リバティ・メディア社は、F1取得に関して合意し、すでに18.7パーセントの株式を7億4,600万ドルで取得、最終的には80億ドルの取引になると発表した。取引が終了するまでにはあと2、3カ月かかる可能性がある。

 取締役会は来週火曜にも開催され、エクレストンはシンガポールGPよりもCVCでの事態の調整を優先するため、ロンドンに残るともいわれている。

 契約には他にも数多くの関係者の同意が必要であり、そのなかにはモータースポーツ運営組織のFIAも含まれる。株式の1%を保有するFIAが、この譲渡はF1の利益になるものであると確認し、同意する必要がある。

 F1を40年に渡って運営してきたエクレストンは、7日の発表に先立ち、以下のように語った。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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