元F1ドライバーで現在Sky Sports F1で解説者を務めるカルン・チャンドックが、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンはすでにタイトル争いができるまでに成長しているとの考えを示した。フェルスタッペンとレッドブルがトップで戦うことはF1全体にとって重要であり、そのためにホンダの前進は不可欠であるとチャンドックは強調した。
レッドブルは長年のパートナー、ルノーと決別し、2019年からホンダのパワーユニット(PU/エンジン)を使用する。マクラーレンとの3年にわたるパートナーシップはうまくいかなかったホンダだが、トロロッソと契約した2018年には改善を示しており、レッドブル首脳陣も2019年シーズンへの大きな期待をしばしば口にしている。
2019年のドライバーラインアップはフェルスタッペンとピエール・ガスリーで、特にフェルスタッペンは21歳にしてすでに5勝を挙げ、将来のチャンピオンの呼び声が高い。
チームメイトだったダニエル・リカルドと比較して一貫性がないとされてきたフェルスタッペンだが、2018年シーズン後半にはミスが減り、速さを最大限に発揮し、好結果を出してきた。
チャンドックは、フェルスタッペンは成長し、マシンさえ優れていれば、ルイス・ハミルトンら強力なライバルたちとタイトルを争えると予想している。
「マックスは十分に成長した。ワールドチャンピオンになる準備は整っていると思う」とチャンドックは先週、英オートスポーツ・インターナショナル・ショーに出席した際に語った。
「2008年のルイスのようだ。長いシーズンを通してうまく戦い、タイトル争いができる態勢が整っている」
「あとはホンダがレッドブルのために職務を果たせるかどうかだ」