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F1 ニュース

投稿日: 2020.06.23 18:20

グランプリのうわさ話:2021年のF1はテレビ視聴者数が大幅減に

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F1 | グランプリのうわさ話:2021年のF1はテレビ視聴者数が大幅減に

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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 F1は、2021年に現在のテレビ視聴者数のうち約25パーセントを失うことになる。ドイツのテレビ局『RTL』がグランプリ放送契約を更新しないと発表し、ドイツ国内での独占放映権を『Sky Deutschland』が獲得したことが、その一因だ。

『RTL』は、1レース平均400万人以上の個人視聴者を有している。一方で有料放送の『Sky Deutschland 』ではF1の視聴者が50万人未満で、この数字は今後も大きく変わらないとみられている。さらに悪いことに、なんと1972年以降のすべてのグランプリを放送してきたブラジルのテレビ局『Globo』が、FOMとの契約を更新しないと発表した。

 これは、1レースあたり1億1500万人という驚くべき数の個人視聴者が失われることを意味する。ブラジルとドイツで全テレビ視聴者の4分の1を占めており、ブラジルでは他に無料放送権に入札するテレビ局が現れる可能性は低いため、全体の視聴者数は激減することになる。また、それによって2020年末までと比べて来年は世界でのF1露出量が大幅に減るため、今後の各チームとスポンサーとの契約交渉にも影響が出ることは避けられない。

続きはF1速報WEBで掲載中

■F1、ヨーロッパ以外でのレース開催に苦慮
 ロシア、メキシコ、ブラジルGPの各主催者が現在も2020年のF1グランプリレース開催は可能だと主張し続けているため、FOM(フォーミュラワン・マネジメント)は非常に苦しい状況に追い込まれている……
■ロン・デニスと法廷闘争に突入したマクラーレン
 マクラーレン・グループの将来は、バーレーン王室が保有するマムタラカト・グループ、マンスール・オジェ、マイケル・ラティフィといった現在の株主たちと、元F1チーム代表のロン・デニス率いる債券保有者たちとの法廷闘争の行方にかかっているようだ……


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