モータースポーツにおけるエンジニアリングを学ぶ学生を支援するための賞「オートスポーツ・ウイリアムズ・エンジニア・オブ・ザ・フューチャー・アワード」の最終選考進出者が決まった。
この賞は2016年に創設されたもので、年に1回、エンジニアリングを学ぶ学生にキャリア開発プログラムを用意し、ウイリアムズF1チームで学ばせるというもの。今回、最終候補の学生5名が英国の名門大学8校から選出された。
彼らは、ウイリアムズのチーフテクニカルオフィサーであるパット・シモンズ、ウイリアムズのHRディレクターのニコラ・ソルター、英AUTOSPORTの編集長エド・ストロー、元ジャガーF1チーム代表のトニー・パーネル、フォードの元役員であるリチャード・パリー・ジョーンズからなる審査団から評価を受ける。
「英国でエンジニアリングを学ぶ最高に優れた学生を見つけ出し、彼らにより早くF1でのキャリアを始めてもらうために、昨年この賞を設立した」と、シモンズは述べた。
「我々が受け取った応募内容のレベルは並外れたもので、そこからたった5人の学生を選ぶのは簡単なことではなかった」
「今後数週間に、優秀でやる気のある学生たちにウイリアムズに来てもらう。彼らには将来F1のスターエンジニアになれるような素質があるかどうか実演させるため、数々の実戦的なタスクを仕上げてもらう」
「多くの伝説的なエンジニアたちがウイリアムズでキャリアをスタートした。この企画によって、さらに大勢の人材が我々の元で学び、技術に磨きをかけることになるだろう」
受賞者は12月4日のオートスポーツ・アワードで発表される。去年の受賞者はウイリアムズで2年間にわたって働く契約を結んだ。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています