2016年第13戦ベルギーGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
2016年第13戦ベルギーGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
■GP2エンジンとはもう言わせない
 ターボに関しては、2016年は第7戦カナダGPと第13戦ベルギーGPでトークンを使用してアップデートした。
「カナダGPのアップデートで、デプロイ量は15年から約2倍に増えました。それは、ドライバーからの『ロングラン中のエネルギーの回生量がこれまでより長くなった』というフィードバックでも確認しています。これでスペック的にはようやくライバル勢と肩を並べることができました」

 さらにベルギーGPでのアップデートでデプロイに関しては、ライバルをリードした。
「ベルギーGPでのアップデートは、これまでよりも少ない排熱エネルギーで、これまでと同様の回生量を得られるようにターボを改良しました。この改良でライバルたちよりもオー・ルージュ後のストレートでのデプロイは長いとジェンソンも言っていましたから」

 性能面での向上は、ICE(エンジン)でも行われた。スペック1で開幕戦に臨んだホンダがスペック2を投入したのは第10戦イギリスGPだった。アップデートしてきたきたのは、インテークシステム(吸気系)だった。さらに第13戦ベルギーGPでスペック3を投入。

 バトンは「プラクティスモードからレースモードに変えたときの出力アップは大きい」と語り、長谷川総責任者も「ベルギーGPのアップデートだけで、コンマ1~2秒のゲインはあったと思う」と語っていた。

 このように、ホンダが2016年に投入したパワーユニット「RA616H」は、1年前のRA615Hから大きな進化を遂げた。もちろん、それでもホンダのパワーユニットのポジションは、メルセデス、フェラーリ、ルノーに次ぐ4番目のメーカーであるから、やらなければならないことは山積している。しかし、屈辱の2015年を経験したホンダにとって、2016年の戦いでもっとも大切だったことはしっかりと前進することだった。

 長谷川総責任者も「満足はしていませんが、進化を見せることができた」と評価していた。

本日のレースクイーン

渡川ももとがわもも
2026年 / D1グランプリ
SHIBATIRE GIRLS
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.2 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画第2弾!
    ニッサンZのコクピットに坪井翔と野尻智紀が潜入

  • auto sport

    auto sport 2026年12月号 No.1626

    特集 GAME CHANGER
    一夜にしてカテゴリーの趨勢を塗り替えた
    名車・名プロジェクト

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円