2023年F1第2戦の舞台は今年が3回目の開催となるサウジアラビア。レッドブルF1の強さはここでも変わらず、セルジオ・ペレスがF1キャリア初のポールtoウインを達成。レース後のペナルティの裁定で順位が二転三転したが、アストンマーティンF1のフェルナンド・アロンソが2戦連続の3位表彰台を獲得した。アルファタウリF1角田裕毅は終盤までポイント圏内を死守していたが、ハースF1のケビン・マグヌッセンとの攻防の末、2戦連続入賞目前の11位フィニッシュ、悔しい結果となった。ジェッダ市街地サーキットの週末をドライバーや関係者のSNSで振り返る。
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F1キャリア初のポールtoウインを達成したペレス。F1通算5勝のうち、直近4勝がストリートサーキットでの勝利。そろそろ「市街地サーキットの王者」を襲名か?
He runs the streets ?#F1 #SaudiArabianGP pic.twitter.com/A7w3bcA52k
— Formula 1 (@F1) March 21, 2023
マシントラブルで15番グリッドからのスタートに沈んでも、ペレスにおよそ5秒差の2位までリカバリーしたマックス・フェルスタッペン。しっかりファステストラップも奪い取り、チームメイトにポイントリーダーの座を譲ることはなかった。
一度は降格になったアロンソのP3が復活。撤収作業中のチームに朗報がもたらされた瞬間。
裁定のゴタゴタはあったものの、アロンソの通算100回目の表彰台が確定。通算100回超に到達した6人の顔触れは、すべてワールドチャンピオン。ここまで来るのは、さすがに達人とか仙人みたいなレベルだった。
アロンソの奮闘でアストンマーティンF1は2戦連続3位表彰台を獲得。メルセデスやフェラーリにとっては非常に厄介なライバルが出現してしまった。