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海外レース他 ニュース

投稿日: 2016.08.25 15:09
更新日: 2016.08.25 15:29

FE併催は可能? 無人自動運転車「ロボレース」用ミュールカーが初テスト

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海外レース他 | FE併催は可能? 無人自動運転車「ロボレース」用ミュールカーが初テスト

 フォーミュラEの公式テストが行なわれているイギリス・ドニントンパークで、FEテスト2日目の終了後に、人工知能(AI)が操る自律走行型レースカー『ロボレース』向けのテスト車両が初めて公の場に姿を現し、テスト走行を行った。

 電動パワートレーンとAIを含めた自動運転コンポーネントを組み込んだのは、ジネッタのLMP3マシンであるG57。

シルバーストンで非公開テストを実施し、ドニントンで公式テストデビュー
シルバーストンで非公開テストを実施し、ドニントンで公式テストデビュー

 本番に向けてすでにデザインが発表されているドイツ人デザイナーのダニエル・サイモンが手がけた近未来的フォルムではなかったものの、『DevBot』と名付けられたこのプロトタイプは、エンジニアを1名搭乗させた状態でアウトラップを走行。そのままフライングラップに突入し、コース全周をレーシングスピードで走り抜けた後、スタート/フィニッシュライン上に停車した。

 さらにDevBotはもう1周ずつ、2回のレーシングランを見せたのち、エンジニアをピットストレートで降ろすために停車。公式テストで多くの関係者や観客が見守る中、無事に走行を披露した。

 今回のテスト成功で、プログラムがドライバーにとってかわり、ほぼ1周を自律走行できることを示したが「コースの安全手順に従うように」という申立てを受けて、最終コーナー出口で”意図的に停車”するようプログラミングされていたという。

すでに発表されている「ロボレース」向けのデザインスタディ。手がけたのはVW、アウディ、ベントレー、ブガッティと渡り歩いたデザイナーのダニエル・サイモン
すでに発表されている「ロボレース」向けのデザインスタディ。手がけたのはVW、アウディ、ベントレー、ブガッティと渡り歩いたデザイナーのダニエル・サイモン


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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