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海外レース他 ニュース

投稿日: 2022.02.03 13:05
更新日: 2022.02.03 13:06

元プロボクサー、フロイド・メイウェザーJr.が新チーム創設。開幕戦デイトナ500参戦へ/NASCAR

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海外レース他 | 元プロボクサー、フロイド・メイウェザーJr.が新チーム創設。開幕戦デイトナ500参戦へ/NASCAR

 元プロボクサーで5階級制覇を達成し、世界のスポーツ長者番付でNo.1を記録してきたフロイド・メイウェザーJr.が、自らのチームを立ち上げNASCARカップシリーズへの参入を表明した。現役時代の愛称を冠した、その名もザ・マネー・チーム・レーシング(TMT)を創設し、2022年開幕戦のデイトナ500を皮切りに複数の「厳選されたイベント」への参戦を表明している。

 2月初旬に開催されるロサンゼルスでのエキシビジョン戦を経て、2月20日に伝統のデイトナ500で幕を開けるシーズンに向け、TMTレーシングは新規定“Next-Gen”採用のシボレー・カマロ50号車をスタンバイし、若手有望株カズ・グラーラを起用する計画を発表した。

 チームは、ベテランのトニー・エウリーJr.のチーフクルー就任も発表し、メインスポンサーはソルトレイクシティを拠点とするサングラスメーカーのピットバイパーが担当する。

 2020年3月に自身のSNSで最初のプランを明かしていたメイウェザーだが、44歳のボクシング・レジェンドはかつてのスターコム・レーシングをベースに、ゼネラルマネージャーを兼務する共同所有者のウィリアム・オーチムーディと連名でチーム運営を担う。

「俺は速いクルマが大好きで、互いに競争し、戦うことも愛している。NASCARは簡単でないことはわかっているが、簡単なことは俺にとって価値がない」と、チームのリリースを通じてコメントした“TBE(The Best Ever)”ことメイウェザー。

「とはいえ、このモータースポーツ最高峰への挑戦は“メイウェザー・ブランド”にはピッタリのようだ」

 2017年のキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ開幕戦で勝利を挙げているグラーラは、2020年のデイトナでカップシリーズ・デビューを果たすと、オースティン・ディロンの代役としてリチャード・チルドレス・レーシングのシボレー・カマロ3号車をドライブし、7位フィニッシュを記録している。

 また2021年のカップシリーズでは、カウリグ・レーシングから3戦に出場し、2022年に向けてはアルファ・プライム・レーシングとXfinityシリーズでのパートタイム契約を結んでいた。

2022年開幕戦のデイトナ500を皮切りに複数の「厳選されたイベント」への参戦を表明したTMT Racing
元プロボクサーで5階級制覇を達成し、世界のスポーツ長者番付でNo.1を記録してきたフロイド・メイウェザーJr.

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