「フロイド・メイウェザーがNASCARに参入する記念すべき1戦に、僕がステアリングを握れるなんて本当に光栄だ」と語った23歳のグラーラ。
「僕らのスポーツはグローバル化し、新しい視聴者に届く本当にエキサイティングな時期だ。フロイドが勝つためにここにいることを知っているし、僕を含めこのプログラムに関係する誰もが絶対にそれを実現することができると感じている」
「新しい組織として一緒に成長するのに時間がかかることはわかっているが、このチームをゼロから構築する瞬間に立ち会えるなんて、これ以上ワクワクすることはないね!」
クルーチーフを務めるエウリーJr.は、デイル・アーンハートJr.とともに2回のカップシリーズ優勝を果たしており、ピットボックス上で最後に仕事をしたのは、ダニカ・パトリック最後のカップシリーズとなった2018年のデイトナ500、プレミアム・モータースポーツでの1戦となっていた。
また、カーナンバーの50番は2012年のカップシリーズで最後に使用され、殿堂入りしたビル・エリオットが、その年の7月に最後のカップ戦スタートでその番号を使用している。この“50”というナンバーはメイウェザーがプロボクシング界で記録した「50戦無敗」の数字とも一致する。
「この“ディール”は久しぶりで、ようやくスタートラインに立つことができた。我々のプロジェクトが進もうとしたそのとき、世界的大流行を含む“何か”が起こったんだ」と語ったゼネラルマネージャー兼任のオーチムーディ。
「フロイド・メイウェザーから学んだことのひとつは、ときに最高の攻撃が素晴らしい防御になるということだ。そして今、我々は2022年のデイトナ500で最初のレースに出場する。我々にとって船出となるレースにとても興奮しているよ」
グラーラは2月16日から始まるスピード、そしてデュエルレースの予選セッションを通じて、2月20日のシーズン開幕戦デイトナ500本戦への出場権を勝ち獲る必要がある。

